何にも縛られない、制約の無い登山がしたい。
こんにちは!yattyuです。
冒頭から私の願いを書きました。
自分が好きな事だけをやって生きる。
これは “世界平和を除いて全人類が願うことランキング” 第1位ではないでしょうか。
登山は色々な趣味の中でもちょっと特殊な部類だと考えており、
その特殊性ゆえ、本人が心ゆくまで楽しむのはなかなか難しい趣味だと思っています。
特殊性というのは、時間・体力・お金がそれなりに要る 趣味なんです。
家族の理解 というのも必要な要素です。
例えば、
時間では「晩飯まで1時間あるから富士山登ってくるわ」 とか
体力面は「普段まったく運動してないけど南アルプスに行く」 とか出来ないし、
道具代、交通費、小屋代 などそれなりにお金もかかる趣味です。
そして時間が限られた人生においてこれら3つ(時間・体力・お金)がバッチリ揃うタイミングは、なかなか無いのです。
制約が無いタイミングはなかなか無い
人生の色んなタイミングにおいて、
登山のためのスペックを 学生 / 社会人 / 老後 で比較すると以下の様になると思います。
わざわざ表まで作りました(笑)
簡単に言うと、
学生 :体力はモリモリでたまに長期休暇があっても、マイカーを全国へ飛ばせる程のお金は無い。
社会人:普段は仕事があり、家族が居れば家族サービスも大切だから時間が無い
老後 :時間は捨てるほどあっても体力(気力も?)は低下傾向
完全に私の主観で作成しましたが、一般的にはこんなイメージではないでしょうか。
学生でもお金持ちお坊ちゃまの様な例外や、老後でも親の介護で時間が無いとか、貯蓄の有無などの個人差は無視してください。あくまでイメージです。
つまりほとんどの人は何かがあれば何か足りない という状況で、
何の制約も無く山を歩ける人は超レアなのです。
私は2024年時点で社会人ですので、表に当てはめると時間が足らない事になります。
実際、山に行くとすると週末の2日間しかありません。
私の基本のルーチンは、
① 金曜日の夜に自宅を出て、深夜に登山口に着いて3~4時間仮眠
② 土曜の早朝に登り、山で一泊
③ 日曜午前に下山を開始して日没前には帰宅
④ 贖罪として 帰宅後に家族で外食 (半分寝ている)
私が住む静岡県からの移動を考えると北海道、東北、中国、四国、九州の山は時間的にしんどいですし、近場でもまったり3泊や4泊かけて山を歩くという事は困難です。
現役で仕事をする間は、仮に子どもが一人立ちしても無理でしょう。
社会人が時間を作るには?
社会人のスペックにおける空き時間「B」をAやSにするにはどうすれば良いでしょうか。
結論は簡単です。
仕事の時間を減らすか無くす 事です。
社会人の定義を労働者、あるいは経営者とすると、社会人で無くなる = 無職です。
無職になれば当然、給与収入はなくなります。
とりわけ私を含めたサラリーマンは
勤務先の利益(公務員なら公共の福祉)のために自分の人生の時間を捧げて仕事をして、その対価としてお給料を頂いているので 時間=お金なんですね。
それが働かなくても暮らせるほどのお金があれば、時間をAかSにできる。
働くことを否定する訳ではなく、お給料をもらう以外にも
仕事にやりがいや生きがいを見出される方は楽しいでしょうし、素晴らしいと思います。
当ブログのトップページに、ブログ作成当初から掲げているテーマ、
”サラリーマン登山家が山に向かい、時間とお金からの自由を目指すブログ”
言うなれば、時間とお金の呪縛からの解放。
ゲームのサブタイトルみたいですが(笑) これは私が登山を始めた頃から、
この記事を書いている今この瞬間まで、1日も考えない日が無かった課題です。
おそらく、いますぐ仕事をやめたり勤務日数を減らそうものなら生活が立ち行かなくなります。
家のローンを返せず路頭に迷い、子どもの進学費用も出せないでしょう。
よって、
当面は今の状況に耐えてサラリーマンを続け、 “時間とお金からの自由” を得るためにできる事を地道にコツコツと続けるしかないと思っています。
自由のために私が取り組んでいること をいずれ別の記事で紹介しようと思います。
お金も絡む事なので、内容や表現方法はまだ検討中です。
特殊な能力は必要ない、普通のサラリーマンが出来る事ばかりです。
自由になった後はどうするのか
ただどうなんでしょう?
仮にメッチャ頑張って時間とお金の呪縛から解放されたとして、
毎日、いつでも山に行ける状態になったとして、
やりたい登山を一通り全部やり切ってしまったとしたら・・・
正直なところその先はまだイメージがありません。
新たな目標がみつかるのか、燃え尽きて山に行かなくなるのか、狩猟に専念しているのか、
ケガをして寝たきりなのか。
・・・・・
考えるのがしんどくなってきたのでこの辺で寝ます。
それでは!
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