こんにちは!yattyuです。
今回は登山でライフワーク探しをしませんか?
という話です。
・趣味が無い
・やりたいことが見つからない
・日々精一杯で何から始めるか考えられない
私の周りにもそんな人が結構います。
私は趣味やその先の“ライフワーク”を探すきっかけとして登山をオススメしています。
登山自体も生涯楽しめる趣味だと思いますが本記事では、趣味で登山楽しみましょう!という単純な話ではなく、登山をきっかけに“ライフワーク”を探してみませんか? という事を考えたいと思います。
いきなり登山は怖いかも・・・と思っても問題ありません。そんな場合はハイキングとかウォーキングに置き換えても大丈夫です。
徐々にステップアップできるので。
ライフワークとは
まずライフワークとは何か。簡単に言うと
仕事でも趣味でもない、
生涯をかけてやりたい事。 だそうです。
仕事ってフリーランスや経営者以外は、誰かに雇われて仕事をしますよね。経営者(会社)の利益のために。
多くのサラリーマンにとって、仕事はお金を稼ぐための手段であって、仕事=生きがい の方は少ないのではないでしょうか。
ライフワークについては、こちらの記事に詳しく解説されていますのでご参考までに。
いかがでしょうか。
ライフワーク、皆さんありますか?
登山がオススメな理由
ここでは、ライフワーク探しに登山がオススメな理由を解説します。
登る以外にも道がある
まずはこれです。
登山でライフワーク というと、
「○○アルプス 冬季全山縦走!!」とか
「300名山制覇!!」とか
「ヒマラヤ未踏峰 初登攀!!」とか
リスクを伴い、お金と時間をかけて苦難の果てに登頂というゴールがある というイメージありませんか。
もちろん、ひたすら登山を究める事も一つの道ですがより難しいルートや、より困難な結果を求めるはせいぜい50歳くらいまでじゃないでしょうか。
体力的にも精神的にも。
登山には登るという行為だけではなく、
ひっじょ~~~に沢山の要素が関係していて、それら一つ一つの世界がライフワークになり得るくらい、広くて深いのです。登山に関係する事を色んな角度から見て、ライフワークを考えます。
登山 × なにか
登山に関係する要素について
いくつか事例を挙げてみます。
①登山 × 山小屋
日本中の山小屋を巡って山小屋通になるのも良いですし、山小屋で働くのも山好きの憧れの一つです。
山小屋の管理人として有名なのは南アルプス光小屋の小宮山さん。
「わたし、山小屋はじめます」のブログで有名で、小宮山さんに会いに光岳まで来る登山者も多いそう。
山小屋を回るのも管理する側もかなり大変な事だと思いますので、そこに生きがいを見つけらればライフワークになり得るのではと思います。
私も2022年の夏、光小屋に泊まった際の受付で、小宮山さんの明るさに元気づけられました。
山関連の分野(特に南アルプス)で女性は少数派ですから、山小屋×女性 の属性は不可侵的に強いです。
②登山 × カメラ
山の写真、これは有りますよね。
目で見た美しい景色の感動をそのまま切り取りたい、伝えたい、という想い。
「今はスマホでも綺麗な写真撮れるよね?」
撮れません。(断言)
“スマホ画面で綺麗に見える”写真を撮る事はできます。SNS映えならスマホで十分です。
詳細はここでは割愛しますが、デジカメを買ってから撮れる写真の違いに愕然としました。
写真を撮るだけの機械が30万円とか50万円もする理由はちゃんとあります。
登山で写真の世界に目覚める人は多いはず。
登山用のカメラを購入に関する記事もよろしければご覧ください。
「沼」という言葉があるくらい答えが無い世界です。
③登山 × 料理
山で食べるご飯。
これほど生きている喜び実感させてくれる事は他に無いかもしれません。
カップラーメンですら、食べられる喜びを感じるのが山での食事。
そんな山の食事において、簡単に、栄養満点で、美味しい料理をたくさん知っているとしたら。
テント場でササッと作ってくれるとしたら。
そんな人と一緒に山に行きたいですよね?
レシピ教えて欲しいですよね?
私の山の栄養源はコンビニおにぎりとレトルトカレー。料理まで気が回っていない。
ちなみに冬は肉も持って行けます。
冬山で食べるキムチ鍋、明日死んでも良いと思えるくらい、最高です。
④登山 × 生き物(鳥、虫、植物)
山だけではなく、そこに生きる鳥や虫、植物に詳しい人を素直に尊敬します。
植物を見てその希少性とか、食べれる・食べれない が分かると登山の幅が大きく広がる様な気がします。
今の私には、山で見る鳥は全部スズメにしか見えません。紫の花はアジサイ、黄色はタンポポか菜の花。
⑤登山 × 周辺情報 (温泉、グルメ、観光)
ここまで来るともはや、山の外の話ですが
登山は登るだけではなく、その行きも帰りもあるわけです。遠出すれば周辺の温泉とかグルメとかもセットになるので、登山口周辺の情報にも価値はあります。
5つ例を挙げましたが
他にも山で楽器を演奏するとか、YouTube配信とか山岳救助とか秘密基地づくりとか…
「登山 × なにか」 という目線で見ると、興味と発想次第で無限に世界が広がっていきます。
シンプルに健康に良い
登山は心身ともにプラスの効果があります。
①フィジカル面
まず体の面では登山は長時間の有酸素運動ですので、確実に体脂肪が落ちます。
私は社会人になりたての頃、肥満気味でした。それが登山をはじめてから毎月3kg体重が落ち、3ヶ月で標準体重になりました。
筋力がついて代謝が上がるし、登山では確実に摂取カロリー以上に消費するため、糖質や脂質を気にする必要が無くなりました。好きなだけ食べて太りません。
②メンタル面
精神面でも良いです。
仕事が主にデスクワークと会議なので、日々悶々としていたのが、登山でリフレッシュすることで、新しい気持ちで月曜日を迎える事が出来る様になりました。
登山は疲れる様に見えて実はメンタル面では回復します。仕事が事務系、デスクワークで体を動かさない方は特に。
伝道者になる
ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、ライフワークで経験を積むと「伝道者」として人に伝える事ができる様になります。
そして伝道者になると、ライフワークで収入を得る事ができます。Youtubeやブログのほか、書籍の出版や講演・セミナー講師を任せられる可能性も。
伝道者になれるのか
「自分には人に教えられる事などない」
謙遜したくなる気持ちは分かります。
その道をある程度究めていないと、価値を認めてもらえませんよね。
シンプルに登山で本を書いたり講演しようと思えば、少なくとも世界で活躍する様な登山家だったり、図解ひとり登山 の方の様にイラストが上手いとか、人を惹きつけるトークが出来るなどの能力が必要です。
伝道者になれる分野をつくる
競合ひしめく世界に飛び込んでも勝てない。
皆さんがイベントの主催者だとして、講演をお願いするとしたらインターハイ出場経験者よりもオリンピック金メダリストに来てほしいですし、登山ならヒマラヤ経験者にお願いしたいですよね。
先駆者が多いレッドオーシャンに飛び込んでも無駄です。なので自分が伝道者になれる世界を作ってしまおうという考え。
自分にあって他人にないもの。結構ありますよ。
簡単な例を挙げると
・海外の人からすれば日本の山は未知の世界
・県外の人からすれば県内事情には優位
ですよね。
日本人初8000m14座登頂を果たした竹内洋岳さんよりも、自身の居住県内の山なら詳いですよね?
「〇〇県 全山登山ガイド」
「イスラム専門登山サポーター※ペルシャ語対応」
「熱血 山の中華料理人」
なんていう、他の得意分野を活かした肩書があれば競合不在じゃないでしょうか。
別に無理に伝道者になる必要はないのですが、ライフワークで収入も得ようと思うと「競合が少ない自分だけが勝てる分野」を開拓する必要があります。
その分野をどうやって開拓するか??
皆それぞれ生まれも育ちも違う人。興味を持った事に正直に向き合って追及していけばそれがライフワークとなり、やがて唯一無二の伝道者になれるのではと思います。
最初は武道家とか僧侶の様な職を重ね、複数の経験を経てバトルマスターや賢者になるのと近いのかも??
私の趣味の変遷
かく言う私もまだライフワークと呼べるものは見つかっていません。偉そうに書いてスミマセン。
ただ、趣味はたくさん経験してきました。
簡単に、今に至るまでの経緯です。
① チャリ通学が嫌で原付(50cc)に乗る
大学までの7km弱。
ホンダのTodayという原付バイクが最初です。
国道2号線で Max55km/hで走るのはきつかった。。
② 大きいバイクが欲しくなる
原付に乗った後の自然な流れです。
125cc、250cc、640cc、800cc 計4台バイクに乗り、北は北海道の宗谷岬、南は鹿児島の佐多岬まで行きました。
ちなみに雪山登山よりもバイクの方が死亡率が高いです。両方経験した私にはわかります。
③ツーリング先(御嶽山)で山に登ってみる
ツーリング目的で行った”おんたけ2240″で、駐車場から登って行く人につられて御嶽山に登る。
これが登山のきっかけです。
きっかけは不意にやってきます。
④ちゃんと写真を撮りたくなる
山で見た感動を綺麗な写真に残したくなり、デジタル一眼カメラを買う。
写真の世界も果てしなく深い。
⑤ 狩猟をしたくなる
これも登山からの派生。
狩猟はまだまだこれからです。
⑥伝えたくなる。ブログを始める
(2024年11月現在) 今に至る。
原付に乗り始めた事をきっかけに、
やりたい事を順にやってきたらこうなりました。
伝道者の話に絡めると、
登山 × 写真 の人は結構いると思います。
登山 × 狩猟 の人は割と少なそうです。
登山 × 狩猟 × ブログ の3次元で重なる人はもっと少なそうです。
やりたいことはまだ沢山あります。
まとめ
今回は登山をきっかけにしたライフワーク探しについて書きました。
実際のところ、どんなに誘われても登山は行かない人は絶対に行きません。
暑い、寒い、遠い、ベッドじゃないと寝れない、虫が嫌、汗臭い、トイレ問題 など…
なので最悪登山に限らず、なんでもいいから始めてみる、続けてみるのが答えなんじゃないかと思います。
途中で脇道に逸れても良いと思います。
それは新しい別の事に興味が湧いたという事ですので、その道を深く探ってみるとまたそこから新しい世界が広がっているはずです。
私自身もライフワーク探しの途中で、
もしかすると10年、20年経ってもまだライフワーク探し続けている可能性があります。
仮にそうなればライフワーク探しがライフワークになって、「ライフワーク探求者」としての地位を確立できてそうな気がしています。
誰もアドバイスを求めないと思いますが(笑)
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