こんにちは、yattyuです。
このシリーズでは、これから登山を始めたいけれど
「何から始めれば良いか分からない」
「何を考えたら良いか分からない」
本当の初心者向けに、私からのエールとアドバイスを全5回に分けて連載します。
シリーズの前提として、
登山は誰にも迷惑をかけず、生きて帰れば自由の世界です。登山歴13年の1個人の経験をもとにした、主観多めの内容です。
一番大事なこと
良い登山のために大事なことは沢山あります。
今回はシリーズの最初なので、一番大事なことを書きます。
道具？ 体力？ 技術？ 天気？ 栄養補給？
どれも大事ですが、１番ではない。
一番大事な事、それは
登る目的はみんな違う ということを理解しておくこと
です。
本当に大事な事です。
これ、初心者だけじゃなく経験者でもはっきり認識できていない可能性があります。
いまいちピンと来ませんよね。
目的＝登る(登頂)ではない？
“登山”に行くのだから、文字通り山に登る事が目的の様に見えます。
みんな同じような服で、
みんなつらそうな顔で、
みんな同じ方向へ、登る。
ぱっと見、みんな同じに見えるのですが、
実は別の目的を達成するための手段や通過点だったりします。
例えば・・・
・100名山制覇ための1山にすぎない
・ヒマラヤに行くためのトレーニング
・とにかく写真をとりたい
・憂さ晴らしをしたい
・ダイエットのため
・夏場、雲が沸いてくる前に登りたい
・冒険がしたい
・新しい登山靴を試したい
の様な、いろんな目的があり得る訳です。
なので一緒に登る人の中には、
・スピーディ派 vs ゆっくり派
・静か好き vs 喋り好き
・夜行派 vs 日中派
・堅実派 vs リスキー派
が入り混じる可能性が大いにあります。
同じ人が同じ山に登るとしても、
日によって目的が異なる事もあり得ます。
初めての登山で誰かに連れて行って貰ったり、山で出会った人を見て、
「思ってたのと違う！」 とか
「楽しくない！」
って思ったとすると、
それは自分が楽しい登山ではなく、自分以外の誰かが楽しい登山 になっている可能性があります。
私の場合
ちなみに私は というと、
1．「朝、夕の美しい景色を、山頂や稜線で見たい(写真に撮りたい)」
２．「登山者が少ない、静かな山が良い」
３．「エネルギー残量0。完全燃焼したい」
という欲望と願望を持って山に行きます。
そのため登山開始が午前1時など、暗い山を歩く事になるし、最初の登山がこれだともう二度と山に行きたくないですよね。
もちろん初心者の方と同行する時は初心者に合わせますが、気持ち良さを追及すると行きつく先はソロ登山になります。
こんな感じで登山を始める上で大事なことを5回に分けて書きます。
その内容は目的の違いによらず、大事な事です。あとは「習うより慣れろ」という感じで、
登りながらステップアップできるので大丈夫です。
それではまた！
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