こんにちは、yattyuです。
2023年12月に猟銃の所持許可が下り、翌1月に猟銃を購入しました。
猟期は県によって微妙に異なりますが大体11月~3月までなので24年度のシーズンから狩猟者登録をしようと思っています。
猟銃所持の手続きや狩猟免許の取得については、以下の記事もご覧ください。
今回は、狩猟に出たら必要になるかも?しれない、無線を使うための免許を取得しましたよ という内容です。いわゆる、トランシーバーを使うための免許です。
24年1月に4級、2月に3級 と言う形で、連続で受験しました。
おそらく、4級の免許があれば狩猟で使う無線機は普通に使えると思います。
3級の方が使える周波数や電力が大きいし、追加で覚える事が少ないので、4級の内容を覚えている間についでに取った感じです。
感想としては、
4級が取れれば3級は簡単。いきなり3級はシンドイ。
3級は 4級の内容+モールス信号 と言う感じなので、飛び級でも不可能ではないけれど、
最初は聞いたことが無い用語や法律を覚えるのにエネルギーを使うため、
4級がクリア出来てから3級でモールスを覚える で良いと思います。
いきなり3級をやって心が折れてしまったら元も子もないので。
ただし・・・
今後長い目で見た場合に、アナログ無線が生かせるかは正直疑問です(笑)
まず、アナログ無線では交信の最初に自分の“コールサイン”を名乗る事が電波法で定められています。コールサインは発信者に付与される固有の番号で、「こちらJA1YAL」といったイメージで、毎回必ず名乗るモノです。無線通信はWiFiやラジオ、スマホの電波と同様、広範囲の不特定多数に向けて飛ばすものですので、誰が発信した電波か分かる必要があるんですね。
ただグループ猟においては、短時間で細かいやり取りをするのに毎回毎回コールサインを名乗るのは、全く実用的ではないでしょう。
一方、デジタル簡易無線であれば無線免許自体が不要、コールサインも不要 (無線局の登録は必要)ですし、5km~10kmの距離でも普通に通信できるそうなので、グループ猟や趣味で使う分にはデジタル簡易無線で十分ではないでしょうか。
ケータイ、スマホが普及する前はある程度意義のある通信手段だったのかもしれませんが、今やスマホには敵わないでしょう。スマホの電波が届かないような山奥や谷筋で、有事の際に確実に電波を飛ばしたいのであれば衛星電話の方が確実です。(高いですが)
スマホですらトランシーバー機能を付与できるようになった現代においては、アナログ無線は完全なる趣味として、あるいは歴史的な遺産として一部の愛好家に嗜まれつつ消えて行くものと思われます。
でも資格試験を勉強する事で、電波・通信技術・電波法に関する知識が少しはついたので、これはこれで良かったのかなと思います。電気系の技術に興味が湧いたので、次は電気工事士の資格を取ってみようかと検討中です。
勉強に使ったテキストはこちら。左が4級、右が3級の試験の勉強で使った本です。
免許を取るだけななら、問題を3周くらい解けば合格できます。過去の問題が繰り返し出る感じです。ただ、どうせ勉強するなら理論も分かった方が楽しいと思いますので、左のテキストは無線の知識ゼロから勉強しても分かりやすかったです。
将来、私が参加する猟隊や猟友会はどんな通信手段を使っているのでしょうか。
デジタル簡易無線であることを祈ります!
それではまた!
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