ブレーキパッド交換 (ステップワゴンRP3)

こんにちは、yattyuです。

4月に入って暖かくなってきましたので、冬タイヤから夏タイヤへの交換と、
タイヤ交換ついでにブレーキパッドも交換することにしました。
ブレーキパッドの交換は未経験なのですが、YouTubeを見ていたら出来そうな気がしました。

私の車の走行距離は46,450km、中古で購入した時は13,000kmでしたので恐らく前のオーナーは交換していないでしょう。ブレーキパッドは一般に3万~5万kmで交換らしいので、このタイミングで交換します。

ODOメーターは46,450km


結論としては、タイヤ交換が自分で出来る人ならブレーキパット交換も問題なく出来ると思います。

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必要な道具など

タイヤ交換に必要な道具

詳細はこの記事では割愛しますが以下の道具です。
・ジャッキ
・ウマ (リジッドラック)
・十字レンチ
・トルクレンチ
一通りそろえると2万円弱くらいでしょうか、3~4回で元が取れます。
タイヤ交換の方法は↓↓の記事で紹介しています。

夏→冬 タイヤ交換(DIY)やってみた
こんにちは!!yattyuです。今年も夏用から冬用へタイヤ交換の時期がやってきました。私はこれまでタイヤ交換、ローテーションは近所のオート●ックスにお願いしていました。ところが今回以降、訳あって自分で交換することにしまして、結果としてはクル...

ブレーキパット交換に必要な道具、消耗品

追加で道具はほとんど無く、消耗品だけです。
①ブレーキパッド本体
②ブレーキパッドグリス
③シリンジ
④ブレーキピストンツール


①ブレーキパッド本体
車種に適合したものを通販で購入。前後あわせて9,000円位でした。
ブランドの違いによる性能の違いはわかりません。

②ブレーキパッドグリス
塗る事でブレーキの鳴きを抑制する物だそうです。
参考にしたYouTubeの中には、グリスを塗らない派の方もいましたが高い物では無いので買っちゃいました。4輪分つかって丁度無くなるぐらいです。

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③シリンジ

ブレーキピストン(後述します)を戻した際に、ブレーキ液が溢れる可能性があり、
余分なブレーキ液を吸う用です。


④ブレーキピストンツール
ブレーキピストンを戻す際に、軽い力で戻すための道具。
素手で戻す人や、マイナスドライバーを当てて戻す方もいます。これもそんなに高くないので
お買い物マラソンで購入。

いざ交換

緩める

上げる

支える


タイヤを外すとブレーキ部分が露わになりました。
銀の円盤部分を「ブレーキローター」、ローターを掴む部分を「キャリパー」と言うらしいです。


キャリパーを固定するネジが車体側に2本あり、下側だけを外すとキャリパーが持ち上がります。

このネジがメッチャ硬いので、少しでも長いレンチがあると回し安いと思います

後輪のブレーキは、下側のネジを外すだけではキャリパーを再度はめる際にうまく入らず、ボルトを2本とも外してみると何とか入りました。
1本先に外した状態でもう1本を外すのがクッソ硬くて手が死にました。


下側のボルトを外してキャリパーを持ち上げた状態がコチラ

キャリパーを持ち上げ、ブレーキパッドが露出した状態

ブレーキパッドは普通に手で外せます。


新しいブレーキパッドです。


旧パッドの摩耗度合いを見てみます。左が古い方で右が新品。
ざっくり6割くらい摩耗してる感じでしょうか。
頑張ったら6万キロくらいは無交換で行けたかもしれませんが、もし車検で通らないとなるとDIY出来ない可能性もありますので交換しちゃいます。写真は割愛しますが後輪側はまだ半分以上残ってました。

新旧ブレーキパッドの比較

新しいブレーキパッドを取り付ける前に1つ作業があります。
ブレーキピストンを押し戻す作業です。
ブレーキピストンは↓の写真にある部品で、ブレーキを押し出す機構。ブレーキの摩耗に応じて、ピストンが徐々に出っ張ってくるんですね。

ブレーキピストン

この状態で新しい(分厚い)ブレーキパットを取り付けると閉まらないので、
ピストンを元に戻してやります。
そしてピストンを元に戻すとブレーキ液が溢れる可能性があるので、シリンジで少し吸っておきます。

シリンジでブレーキフルードを吸って減らしておく

ブレーキ液を減らしたらピストンツールを使ってピストンを押し戻す。


私が参考にしたYouTubeの動画の人は素手で押し込んでいたので、力に自信がある方は素手でやってみてください。私はセオリー通り道具を使ってピストン戻しました。


あとはブレーキパットについている「シム」という金属板にグリスを塗って、
あとは逆の手順で戻していきます。

右側の薄っぺらいいたがシムと呼ばれる板。元のブレーキパットから使い回します。

ブレーキパットをはめて

新しいブレーキパッドをはめる (グリスがはみだしちゃった)

キャリパーを閉じる


サマータイヤをはめて


空気を入れて完了です。
元の気圧が250kPaで冬の間に190kPaまで落ちていたので、やっぱり1ヶ月で10kPaずつ位は
空気が抜けて行くんですね。毎月1回の空気圧チェックは必要です。

空気を入れて1本完了!


後輪側は、ブレーキフルードのチューブの長さが足りずにキャリパーが外しづらかったので、
↓のネジを追加で1本外しました。

車種によってはサイドブレーキも追加で外したりする必要があるそうなので、
後輪側は車種ごとにやり方をよく調べておく必要があります。

後輪側の摩耗度合いは少なく、まだ7割ほど残っている印象です。

後輪側はほとんど減っていない。

このペースだと後輪のブレーキは10万キロくらい行けるかもしれませんね。

おわりに

カー用品店でタイヤの脱着、パッドの交換などの工賃で3万円位(部品代除く)でしょうか。
ブレーキパッドの交換はそう頻繁にやるメンテではないですし、
手は汚れるしネジは固いし、タイヤやブレーキは重要な部品なので少しでも不安がある方は普通にお金を払ってプロに任せても良い作業だと思います。

実際、後輪でキャリパーがハマらなくなったときは15分くらいパニックになりました。

ただ、自分のクルマの状態を自分自身で確認出来る事と、
今まで自分が出来なかった事が新たに出来る様になる(成長できる)のがこういう事の楽しみなのかなと思っています。

次は1年後くらいにスパークプラグをDIY交換してみます。

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