こんにちは、yattyuです。
以前、登山用カメラを妄想する記事の中で、どんなデジカメが自分に合いそうかを考えました。
そしてこの度、やっと購入する事を決断しました。
ソニーのα7Cです。
以前の記事でも書いた通り、重要視したのは以下のポイントです。
・フルサイズ (暗闇に強い)
・重量
・コスト (本体+レンズトータルで)
ここをクリアできるのがソニーのα7Cでした。
23年の秋ごろに、7Cの後継機が発表されるのではという噂も出始めており、
最初から後継機を買うか、後継機が出たら中古も値下がりするのでは?とも考えたのですが、
キャッシュバックキャンペーンに背中を押されてしまいました。
2023年10月追記 α7Cの後継機 α7CⅡが発売されました。
キャンペーンは2023年6月16日~9月25日購入分が対象で、
楽天等の通販でも対象なのが良いです。
ソニーのフルサイズカメラ本体で最も安価なα7Cで3万円キャッシュバックとなると、
約13%の値引きに相当するので、かなり大きいです。
ソニーのキャッシュバックキャンペーンは定期的に開催されているので、狙っているカメラがある場合は、2~3ヶ月待ってみるといい事があるかもしれません。
私が購入した時は、本体価格が22.8万円。
クーポンとポイント利用で -0.6万円、獲得ポイントが1.3万円でそれを考慮すると20.8万円。
これにキャッシュバックに応募することでさらに -3万円なので、
実質17.8万円で購入できたという事になります。
楽天で万単位の高いものを買う時は、絶対にお買い物マラソンを活用しましょう!
23年6月時点で、メルカリでα7Cの中古を探すと17万円~が多いです。
という事は中古で買ってもほぼ同じ値段ですし、綺麗に使い続ければ近い価値で売れるという事です。
後継機がめっちゃ進化してて魅力的なら売って買い替えれば良いかな~と思いますので、
やはり3万円のキャッシュバックが後押しになったのは間違いありません。
カメラに関する細か~いレビューはその道の方に任せます(笑)
中身はこんな感じ。
数年前の一眼レフカメラからは想像できない位の小ささです。
本体の重量はバッテリー、SDカード込みで519gでした。
カタログ値は509gなので、センサーのキャップを外したらそれくらいかも。
そしてレンズの方はこちら、タムロンの28-200mm F/2.8-5.6 Di Ⅲ RXDです。
普段使いとしては若干大きくて重量感があるのは否めないのですが、
広角28mmから望遠200mmまでを1本で賄える便利さと、
28mmでF2.8という明るさ、
それが約600gの重量に収まっているという、巷で話題の便利ズームです。
レンズを複数持ち歩いて交換する手間を考えると多少の重量は我慢です。
実際、このレンズがあるからソニーのカメラを選んだと言っても過言ではないのです。
本体とレンズセットでの重量は 1,162g、
登山では無視できる重量ではないですが、体脂肪を少し落とせば調整できる範囲です (汗
せっかくの道具なので出来るだけ多くの機会で持ち出したいと思います。
ガチで標高差を歩く登山、岩場が多い、昼間しか歩かない、 といった場合は
性能を活かしきれなかったり壊すリスクもあるので、スマホとの使い分けもポイントかなと思います。
ちょっとずつ、このブログに掲載する写真のクオリティも上げていきたいと思います!
少なくと、日の出前の撮影でも↓の様な何が写っているか分からないような写真は
減っていくでしょう!
23年7月1日現在、↑のタムロンレンズは人気なのか納期未定が多いのでご注意ください。
※2023年8月20日追記
その後超広角側のレンズと三脚を追加で購入し、
登山用で揃えようと思っていた最低限の機材が揃いました。
▶超広角レンズ TAMRON 17-28mm F/2.8 Di Ⅲ RXD
広角端17mmから28mmまでF2.8通しの明るいレンズ。
想定用途としては稜線や山頂からの広がりのある景色や、星景写真用で
普段はあまり出番がないかもしれません。
超広角レンズでF2.8のレンズ、さぞかし重いだろいうと思いきやたったの493g。
軽いし小さいのでカバンに忍ばせておいても苦になりません。
価格はネットで調べると約10万円(23年8月20日時点)で私にはちょっとお高いので、
ヤフオクで中古を6万円で購入。見た目には新品に見える程の上物でした。
▶三脚 Ulanzi MT-21
三脚はカーボン製のUlanzi MT-21をチョイス。
探し求めていた物がやっと出てきたって感じです。
選んだポイントは、
・重量
・コンパクト性
・アルカスイス互換の雲台
・価格
まず重量とコンパクト性について。
重量はなんと494gしかありません。雲台込みでこの重量は驚異的です。
軽量三脚で気になるのが安定性。カメラがぶれたり倒れちゃったりしないか?
実際にカメラを載せてみました。
TAMRON 28-200mm を載せるとこんな感じ。
若干頭でっかち感はありますが、倒れそうになったりグラつきはなく、
余程風が強い環境でなければ使えそうです。
TAMRON 17-28mmを載せるとこんな感じ。
17-28mmは28-200mmよりも若干小さいので、より安定感があります。
三脚を使うシーンを考えると、17-28mmの方がメインになると思います。
1段脚を伸ばすと雲台の高さが525mmとなります。
私が山で三脚を使う場合は、地ベタか岩に座って撮る事になると思いますので、
人間が立った状態で使うほどの高さは必要ありません。
つまり地面から50cmくらいの高さでそこそこの安定感があれば良いのです。
脚を一段伸ばしたのが↓で、これでも不安定さは感じません。
高さは脚を3段目まで出したり延長ポールを付けるとそれなりに高くできますが、
さすがにデジタル一眼でそこまでやると不安定で怖いです。
延長ポールはスマホかアクションカム用だと思います。
Ulanzi MT-21の耐荷重に関して、商品ページには耐荷重は3kgと書かれていますが、安定して使えるのは1.5kg位が限界ではないかと思います。
システムが重くなるとそれを支えるための三脚もより頑丈で重くなるというスパイラルです。
そして大事なポイントが雲台のプレートが”アルカスイス互換”であること。
アルカスイス互換については詳しく解説してくれている方のリンクを見てください。
要は、互換性があれば複数の道具に対して一つのプレートで固定できるという事です。
なぜアルカスイス互換が必要かと言うと、
カメラを登山中に持ち歩く方法として、私は↓のホルスターを使ってザックに固定します。
ザックに取り付けるとこんな感じで、
このホルスターにカメラを固定するプレートもアルカスイス互換。
つまり、持ち歩く際にホルスターに固定するためのプレートと、
三脚に載せるためのプレートが同じでないといけないんです。
もしプレートの形が違うと、三脚に載せて撮ろうと思った時に、まずホルスター用のプレートを外して三脚用のプレートに付け替えるという手間と、余分なプレートが1枚増える訳です。
ただでさえ余裕がない登山において、省ける手間は一つでも省きたい。
外したプレートを無くす可能性もありますよね。
ただ持ち運びにホルスターを使わないのであればプレートの形まで気にする必要はありません。
そして気になるお値段は、Ulanzi MT-21が1万円ちょっと。
カーボン三脚って最低5万円~くらいのイメージがあったのでちょっとびっくりです。
軽量3脚ではほかにAOKAのカーボンミニ三脚も候補として気になっていたものの、
コスト面でUlanziを選びました。
機材を全て持っていた場合の重量は
・カメラ本体:ソニーα7C 518g
・レンズ①:TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di Ⅲ RXD 591g
・レンズ②:TAMRON 17-28mm F/2.8 Di Ⅲ RXD 493g
・三脚:Ulanzi MT-21 494g
合計 2,096g
まぁ許容できる重量ではないでしょうか。
体重なんてすぐに2~3kg増えちゃいますし。
何を重視するかによってカメラ本体やレンズ、三脚も無限にバリエーションがあります。
軽さを追求するならコンデジという選択肢もあります。
コンデジもスマホで撮るよりは全然いいですよ。
この方の解説が分かりやすいです。
色んな選択肢から登山という環境において、
・機動力を維持しつつ
・暗闇に強く
・それなりの画質で
・レンズ交換の手間を減らし
・少しでもコストを抑えてたい
という私のフィルターをかけると現状の最適解は上記かなぁというところ。
すぐに買いなおせるほどの余裕は無いので、まずはこのセットで実践を積んでいきたいと思います。
私がα7Cで撮影した写真の一部は、↓↓のページに追加していきますので、
撮影技術は置いておいて、こんな感じで撮れるんだ 程度の参考になれば幸いです。
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