写真のおすすめ本:うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真

こんにちは、yattyuです。
今回は写真に関する書籍の紹介です。
幡野広志さんという方が書かれた「うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真」という書籍。
タイトルだけで「一体どういう事なんだろう?」って結構気になりますよね。

私はヨシタケシンスケさんのイラストに惹かれて買ってしまいました(笑)


登山を続けていると、結構な確率で写真にも興味が湧いてくると思います。
自分が見たり感動した景色を少しでも綺麗に残したいという気持ちからです。
山の景色がメッチャ綺麗な時って、日の出前とか日没後だったりして、
凄く暗かったり、明暗の差が大きかったり、スマホではまだ厳しいと思います。

私もこの記事を書いている半年ほど前にデジカメを購入し、
スマホ写真と比べた時の、あまりの違いに感動している次第です。
もっと早く買っておけばよかったと、後悔しているくらいです。


写真をやりはじめると少しでも良い写真を撮りたくなって、いろいろ勉強しますよね。
私もネットやYouTubeを徘徊して、
「綺麗に見えそうな」「映えそうな」基本的な構図を勉強して意識して取り入れたりしました。

私がこの本を読んだ感想としては、
「ぐぬぬ、本来写真とはこうあるべきなんだろうな」
という事を明確に突き付けられた気がしました。
例えば・・・

・会話の距離で写真を撮らない
・写真のための社会ではない
・言葉で補足説明する
・まずはRAWで撮る
・三分割構図では撮らない


あまり沢山書くとネタバレになるので極力絞りますけど、
会話の距離で写真を撮らない とか、写真のための社会ではない
という事は、言われて初めてハッとしました。
例えば自分のこどもだからと言って、写真のために画になりそうなポーズや笑顔をさせたりするのってやっぱり違うんですよね。人って面と向かって写真を撮られるのは基本嫌いなんだし。

あと三分割構図なんて、初心者からみたら基本中の基本だと思うじゃないですか。
でもそうではないみたいです。
その理由も中に書かれていて納得します。
新しい写真との向き合い方を見つける事が出来る本だと思います。

本の後半は露出とか、焦点距離とか、センサーサイズとか、RAW現像とか、若干テクニカルな話も混じってきて、デジカメに触れたことが無い方にはちょっと入ってこないと思いますが、前半読むだけでも1,500円の価値は十分にあると思います。前半はスマホ写真にも共通して言える内容です。
前半だけなら2~3時間あれば読めてしまいますので、少しでも写真に興味のある方は読んで損はないでと思います。


私の場合は、ブログに載せる事も想定して写真を撮るので、
ある程度「映え」を狙った写真も意識しつつ、幡野さんが仰るようないい写真、好きな写真も撮れるようになれればいいなーと思います。

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