登山あるある④ 挨拶、どこまでする?

こんにちは、yattyuです。

登山道で誰かとすれ違うと、ほとんどの方の場合はアイコンタクトをして、
「おはようございます」「こんにちは」など、挨拶をしてお互いの存在を確認し合います。

※休憩のタイミングが重なったり、テントが隣になったり山頂で居合わせたりすると
 10分くらい話し込んでしまう事もありますし、
 富士山にやってくる外国人ならすぐに友達になれると思います。

これは高い山に限った話ではなく、
私がトレーニングで登る700mくらいの地元の山でも、皆さん挨拶されます。
すれ違う人が多いと、何十回も挨拶することになります。
 
山で挨拶する目的は諸説あると思いますが、
山という非日常環境でお互いを気遣い、一言挨拶だけでも交わしておく事で、
万が一、行方不明などお互いに何かあった時には、
「あの場所ですれ違った人かもしれない」と、少しでも印象に残すことができます。
あるいは、ソロ登山の場合、
黙々と山や自分と向き合う時間が続く中で、
偶然出会った「同志」との繋がりや交流を求めているのかもしれません。
私はすれ違う人の格好(ウエア・靴・ザック)や表情を見るのも一つの楽しみです。
 
前置きはここまでにして、
山における挨拶には一つ問題があります。
「登山道を下りて駐車場に戻るまで、どこまで挨拶をするか」という問題。
私の経験上、駐車場~登山口までのアプローチを歩く人との挨拶率は体感50%程度と、
山中ですれ違う場合と比べて頻度はガクッと落ちます。
服装を見れば、お互いに登山者であることは分かるにも関わらずです。
 
一般的には
・山であれば初対面の人とも気軽に挨拶をする。
・一方で、普段街中ですれ違う初対面人とは気軽に挨拶をしない。

街中で誰構わず挨拶している人が居たらちょっと怖いですよね。

もしかすると、
駐車場~登山口までの間のアプローチゾーンが、初対面の人と気軽に挨拶をするかしないか
つまり日常と非日常が切替わるゾーンなのかもしれませんね。
(当然、山でも100%挨拶されない方もいます。考え方はそれぞれです。)

バイクツーリングで、北海道ですれ違うとみんな「ヤエー!」するのに、
本州に戻った瞬間、誰もしないのと同じだと思いました。
 ※ヤエー:ライダー同士が主に北海道ツーリングですれ違う際に片手を上げる挨拶。
      右手でヤエーするとスロットルから離れるため、少しスピードが落ちる。

今後はこうすることにします。
①登山道では100%挨拶をする(笑顔も大事)。
②アプローチでは数10m手前からお互いの存在を認識している場合、挨拶をする。
③相手が音楽を聴いてる、トレラン含めガチの形相で息を上げてランニングしている、
 あるいは複数名で会話に夢中になっている

 この様な場合は当方からは声には出さず、お辞儀だけする。
 向こうからしてきたら返す。


こう決めておくことで、登山本番での迷いや不安を一つ排除することが出来そうです。
あとどうせ挨拶するならしんどくても”笑顔”が良いですよね。

この記事を書きながら感じたことは、
街中で知らない人に話しかけると(特に私含め成人男性は)不審者扱いされるリスクもある現在、
山に行くといろんな属性の人と気軽にコミュニケーションが取れる。
そういう意味でも登山は素晴らしい
なぁと、挨拶を通じて感じた次第です。

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