【つぶやき】判断をリーダーに任せるという判断

こんにちは!yattyuです。

先週の富士山で転倒したケガも50%程回復し、日常生活に支障はなくなりました。
何よりキツかったのは下山の2日後に行った整形外科。

医者「傷口に砂が残っているので、化膿を防ぐために取りますね」
私 「はい・・・冗談ですよね?(恐怖)

芸人のや〇子さん並みに、「はいー」しか出ない 

水をかけながら、綿のボールで傷口をゴシゴシ、入念に入念に磨いて頂いた際には、
魂を持って行かれそうになるのを、目を閉じて堪えました。
(気絶した方が楽だったかも)
傷口を綺麗に洗うのは重要な事だとは理解しつつも、痛みを無視して自分でゴシゴシ出来るかというと
そこまでドMではありません。傷が大きい場合はお医者様にやってもらいましょう。

それと今回のケガで初めて「キズパワーパッド」なるものを使いました。
ジャンボサイズで1枚300円くらいの高級品です。絆創膏1枚で!
通常あれば高すぎて視界に入らないのですが、今回は藁にもすがる思いで即買い。
キズパワーパッド、動きやすい手のシワにもしっかりフィットしはがれにくく、
滲出液を吸収してくれて数日貼りっぱなしでOK。高いだけの事はあると思います。
物に対する価値の感じ方は、見る人・状況によって簡単に変わってしまう事を思い知りました。


人生も登山も、判断の連続

今回のテーマは「判断」。

私たちは普段の生活の中でも、沢山の選択肢の中から常に自分で考え、判断をして生きています。
・進学先、就職先はどこにするか
・今すぐ起きるのか、2度寝するか
・今日の気温は?その上でどんな服を着るか
・トレーニングするか、サボるか
・外食するか、自炊するか
・もう寝ようか、もう少しYouTube見ようか
・上司に報告するのかしないか、メールのCCに入れるか入れないか


他人や周囲の環境に促されて、止む無く判断せざるを得ない状況もありますし、
自分だけで判断が難しい場合には、知人や上司、ベテランに相談します。
無数の判断の結果で今の自分があると思うと、自分以外、皆違う生き物だというのも納得できます。

登山でも同様です。
・この天気で行くのか行かないのか
・どの山にどのルートでいつ登るのか
・服や食料はどれくらい持って行くか
・休憩するか、ペースを落とすか

・靴紐を結びなおそうか
・ピッチを切るか続けるか
・大きい段差を1歩で登るか、2歩に分けるか

ただ歩いたり登る行為の中にも、1歩足を前に出す事自体が1つの判断な訳です。
そして例えば登山が初めての場合や、初めてのジャンル(テント泊、雪山、岩)に挑戦する場合、
何から何までどう判断したら良いかの基準を持っていないので、
ベテランと一緒に登ったりプロにガイドをお願いすることも有るかと思います。
未経験の最初は仕方がない事です。

自分でも判断する

でも、ベテランやガイドに甘えて、あらゆる判断を任せきってしまって良いのでしょうか。
大体のルート、休憩場所がどのあたりにあるか、天気は持ちそうかどうか、どんな服装が良いか、
これくらいは地図やネットを見れば初心者でも情報収集できます。
情報があれば判断ができます。

プロのガイドが同行しても遭難に至ることもあります。

登山ガイドに賠償命令 北アルプス遭難で熊本地裁 - 日本経済新聞
北アルプス・白馬岳で2006年10月、熊本県大津町の主婦(当時53)が遭難、死亡したのは登山ツアーの50代の男性ガイド(福岡県大牟田市)が注意義務を怠ったためとして、遺族が損害賠償を求めた訴訟の判決で、熊本地裁(原克也裁判長)は25日までに...

極端な例を引用させていただきましたが、
ここでお伝えしたいのは、初心者だから、未経験だから盲目無知で良いのかというと、
そうでは無い
という事です。

引用元の判例ではガイドの過失を認める事例になっています。
判決にケチをつけるつもりはありません。プロなので安全に引率する責任があると思います。
でもお金を払っているからと言って、何かあれば責任を追及すればそれでOKか。
いくら賠償金を貰った所で、死んでしまっては意味がありませんよね。

自分で情報を集め、考えて、リーダーと考えが異なる場合にはなぜそう考えたのか
教えてもらう事でより自身の成長につながる事と思いますし、リーダーやガイドも人間。
間違う事はあるので彼らと自分の成長のためにも、メンバー自身が自律することは重要です。
リーダーに委ねるというのも、自身の“判断”なんです。

全て任せるというのも、判断

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