【山あるある】10  山道具は高く感じない

こんにちは、yattyuです。

山道具って基本的にどれもメッチャ高いですよね。
(いきなりタイトルと逆の事を書く)
確かに高いです。登山をしない人からすると、カッパ一つで万単位!?!?!?
理解不能だと思います。

登山靴、ザック、カッパ、テント、寝袋 ・・・
冬も活動しようものなら、
登山靴(冬)、寝袋(冬)、アイゼン、ピッケル、わかん、ヤッケ、ハーネス、ロープ・・・
クライミング要素まで含んでくると、もうかかるお金は青天井です。
どれも必要な道具である上に、一つ一つが登山専用設計なので
1つウン万円する道具はザラですよね。

あれもこれも「必要経費」と考え、どんどんお金がとんでいく

また、道具は一度買ったらおしまいではなく、
「いまいちサイズが合ってなかった」 とか
「軽いモデルが出たので買い替えよう」 とか
「木に引っ掛けてカッパが破れた」 の様に
基本的にどれも買替え前提の消耗品です。
頑張って長く使えるのはザックくらいでしょうか。

新しい道具の購入によって、モチベーションを上げてしまうのも悩ましい所です。

使い捨ての酷い例では、
懸垂下降で支点(スリング+カラビナ)を1つ作ると「これだけで3000円か・・・」と、
ついついお金の事が頭をよぎるのです。
ただ、降りない訳にもいかないので、命を持って帰る代わりに3000円を置いて帰ります。


一つ一つが非常に高くてそんなに長く使えない登山道具なのですが、
不思議な事に高くても、時に堪え切れず、ポチってしまうんです。

「無いと登れないんだから、買わざるを得ないよね」
「より安全に登るために、より軽いモデルが必要だよね」
「5年使ったんだから、元は取れているよね」
「楽天の買い回りでポイントアップするから、普通に買うよりお得だよね」


などと良く分からない理由をつけて購入を正当化します。
私は登山を始めた1年目の頃は、お給料の手取り金額をすべて道具の購入に充てていました。
 ※クルマまで考えてしまうその時には、もう破産予備軍入り確実です。

一方、普段着はというと、しまむら様にはいつも大変お世話になっております。
ユニクロ様は高級品かつ長持ちするので、ポロシャツやタートルは7年は使います。
週末の普段着はいつも同じ服。

普段着に関しては皆さんそれぞれだと思いますが、
様々な道具に “沼” という言葉がある様に、登山道具はゴールや絶対の正解がありません。

登山では、道具以外にも交通費や食費もかかるので、
年間 もしくは月間の上限予算を決めて、欲望をコントロールしましょう!

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