【あるある】充実感が過ぎるリスク

こんにちは、yattyuです。

登山でいい景色が見れたり、目標とした山に登って無事に下山した後って、
充実感や達成感がありますよね。
その工程が入念に準備したりしんどかったり、苦難が大きい程に終えた後の喜びは大きいもので、
少しだけ自分が成長できたんじゃないか、とまで思ってしまうほど。
ここでは私が登山後に感じた正直な感覚を書きます。

私は登頂できた瞬間よりも、無事に駐車場に帰還して
自分の車が見えた瞬間の方がより達成感や充実感を強く感じ、同時に緊張から
解放されてホッとします。


そんな充実感や達成感に満たされた状態で見る景色や周りの人々は、
普段のそれと少し違ってしまう事もあります。

例えば登山の帰りの車で高速のSAに立ち寄ったりすると、
「自分は、ここに居る人たちが誰も経験していない特別な事を体験してきたんだ」
と感じたり、
あるいは自分が登頂した後の下山時にすれ違う、登る人に対して
「あと少しなので頑張ってください」
などと、勝手に応援する側に回ってしまっている事があります。

当然、他の人はその時間に自分とは違う経験をしていて、自分が特別な存在でもないのに、
とレアな体験ができたお陰で気持ちが舞い上がってしまっている状態。

登山をしない人向けに例えると、
初めて海外から飛行機で帰国して、空港で荷物を受け取って税関を通り抜け、
無事に日本の領土に帰ってきた後の感覚に近い気がします。
帰りの電車とか、やけにデカいキャリーケースが少し誇らしかったり。
逆の立場だと「邪魔だな!!」としか思わないんですけどね。


登山は競争でもないし誰かと比べるでもなく、完全なる自己満足の世界。
達成感と充実感を通り超して優越感にまで浸り始めると、要は誰かと比べ始めると
黄色信号だと思っています。

私自身も毎回山に行く度に、溢れんばかりの達成感と充実感を感じて帰ってくるので、
それが自分の外に向かって誤った形で出ない様に気を付けたいと思います。


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